ADSR

FAMIC on USB では、1つの音符の発音を下図のように Attack / Decay / Sustain / Release の4つのフェーズに分けて考えます。 横軸は時間で、縦軸は音圧です。図では一般的な楽器の音圧の推移を示しています。

ADSR フェーズ

ADSRエンベロープ

時間の経過に従って、音符の音圧を自動的に変化させる機能です。

FAMIC on USB には、計算モードテーブルモードの2つの動作モードがあります。

計算モード (@E1)

下図のようなエンベロープの各パラメータを利用して音圧を変化させます。

計算モード

パラメータの詳細は、MMLコマンド一覧をご覧ください。

テーブルモード

下図のように、エンベロープの音圧を個別に指定して音圧を変化させます。

テーブルモード

この図は例えば @E2,0,6F,DF,FDAD,961 となります。

パラメータの詳細は、MMLコマンド一覧をご覧ください。

ADSR音色

時間の経過に従って、音符の音色を自動的に変化させる機能です。

FAMIC on USB では、ADSR の4つのフェーズでそれぞれ別の音色を使用することができます。 ADSRのどのフェーズであるかは、ゲートタイムと前述のADSRエンベロープで設定した時間によって決まります。 そのため、これらのパラメータを指定しないと正しい効果は得られません。

パラメータの詳細は、MMLコマンド一覧をご覧ください。