はじめに

FAMIC on USB - MML Playground にて使用できる MML の仕様に関する解説です。

MML とは

Music Macro Language という、コンピュータ上で音楽を表現する記述方法の1つです。 例えば 「ドレミファソラシド」は CDEFGAB>C のように書きます。
MMLには様々な亜種が存在しますが、FAMIC on USB にて使用する MML では前述の方法に加え、(ほとんど)そのまま ドレミファソラシ↑ド と書くこともできます。

このようなルールに基づいて書くことで、音楽を自動的に演奏させることができます。

諸注意

  • 仕様は予告なく変更される場合がございます
  • 記載されている通りの動作を保証するものではありません

経験者向け

  • > がオクターブ上昇です。
  • Q は 8 分割で、前から指定です。細かく制御できます。
  • ループ[n ... ]は4重ネストまでです。
  • 無限ループは/ ですが、曲全体であれば書き込み時にも設定できます。
  • コメント機能あります。;, !!, !!
  • タイ^は音長の足し算です。音符同士の結合には使えません
    逆にスラー&音符にのみ作用します。
  • 連符あります。{cde}2
  • デチューンはありません。代わりにチューニング@Tがあります。
  • 割と珍しいADSR音色機能があります。

諸元

  • サンプリング周波数: 22050 Hz
  • 分解能: 1920 ticks/全音符
  • 同時発音数: 5 チャンネル