FAMIC on USBについて
FAMIC on USBは、MMLで書き換え可能なメロディ装置です。
MML (Music Macro Language) とは音楽を文字で記述する表現方法の1つで、例えば「CDEFGAB>C」のように書きます。
FAMIC on USB の MML では先の例に加え、音符に限り「どれみふぁそらし↑ど」のような日本語表記にも対応しているため、
初心者でも簡単に音楽を記述することができるようになっています。
また、1980年代のゲーム機でよく使われていた音色を出すことができるので、当時の雰囲気を手軽に味わうことができます。
ブラウザ上で動作するMML Playgroundで記述から試奏、書き込みまで完結するため、ソフトウェアのインストールは不要。
USB-Audioを利用して書き込むため、USB機器を接続できるスマホやタブレットでもFAMIC on USBに書き込むことができます。
対応する音色 : 正弦波、矩形波、三角波、ノコギリ波、ノイズ(1bit)、波形メモリ
FAMIC on USBで使用できるMMLの仕様についてはMML Command Referenceをご覧ください
同時発音数 : 5 チャンネル | サンプリング周波数 : 22050 Hz | 分解能 : 1920 ticks/全音符
電源供給 : USB-C (5V) | 音声出力 : 3.5mmミニジャック
大きさ : 39×14mm | 厚さ : 4.5mm(USB-Cコネクタ部)〜8mm(最厚部/突起部含む) | 重さ : 約3g
使い方
FAMIC on USBはFAMIC WRITERを使用することで、MMLで記述した楽曲の書き込みができます。
- FAMIC WRITERをFAMIC on USBに接続します
- USB-CケーブルをFAMIC on USBに接続します
- スピーカーをFAMIC on USBに接続します
- FAMIC on USBをPCに接続します
- MML PlaygroundでMMLを記述します
- 画面下部の再生ボタンで演奏のシミュレーションができます
- 楽曲が完成したら、PCの音声出力を「FAMIC WRITER」に切り替えます
- 「FAMIC WRITE」ボタンをクリックします
- FAMIC on USBとの接続を確認して「TRANSFER」をクリックします
- FAMIC WRITERの緑と青色のLEDが点灯し、消灯したら書き込み完了です
楽曲を書き込んだFAMIC on USBは、USB-Cによる電源供給(5V)のみで演奏します。
FAMIC WRITERはUSBオーディオに対応したPC(Windows、macOS、Linux)、Android、iPhone、iPadに対応しています。
USB-Cにより直接接続できない機器の場合、対応した変換アダプタ(ホストケーブルなど)が必要となる場合があります。