How to build FAMIC Multi-Key Ext.

FAMIC Multi-Key Extention (DIY)の組み立て方法

準備するもの

  • はんだごて
  • 糸はんだ
  • 六角レンチ(H2.5)
  • お好みのCherry MXまたは互換キースイッチ 6個
  • お好みのキーキャップ 6個

ハンダづけに使用するはんだごては80W以上または温度調節機能付きのものをお勧めします。
キースイッチを付ける際に熱が逃げやすいため、出力が低いはんだごての場合ハンダづけが困難な可能性があります。
FAMIC Multi-Key Extention【完成品】の製造にはgoot製PX-501およびPX-280を使用しています。

キットに含まれるもの

  • 基板(チップ抵抗実装済み)1枚
  • ピンヘッダ(5P) 2個
  • ピンソケット(5P) 2個
  • アクリルパネル(表面)1枚
  • アクリルパネル(裏面)1枚
  • ステンレスキャップネジ 4本
  • 金属カラー 8個
  • 丸型両メネジ 4個
  • 滑り止めゴム足 4個(1シート)

作り方

部品には尖っている部分があります。組み立て中は十分に注意してください。

1. ピンヘッダを実装する

「Multi-Key Ext.」の記載がある面(裏面)にピンヘッダを挿し、ハンダづけします。

ピンヘッダは短い方を基板に挿してください。


2. ピンソケットを実装する

「FAMIC on USB」の記載がある面(表面)にピンソケットを挿し、ハンダづけします。

FAMIC WRITERをピンソケットに挿して位置合わせをしながらハンダづけすると綺麗に実装できます。


3. アクリルパネルの保護紙を剥がす

2枚のアクリルパネルの両面に保護用として貼ってある紙を剥がします。


4. キースイッチをアクリルパネルに取り付ける

アクリルパネル(表面)にキースイッチを嵌め込みます。

アクリルパネル(表面)は切り込み部分が左下になるようにします。


5. ハンダづけの準備

キースイッチを嵌め込んだアクリルパネルを裏返し、キースイッチの足がスルーホールから出るように基板を乗せます。


6. キースイッチのハンダづけ

6つのキースイッチ、合計12ヶ所の足を基板にハンダづけします。


7. キャップネジ、金属カラーを通す

アクリルパネル(表面)と基板の間に金属カラーを入れ、キャップネジを通します。(同様に4ヶ所通す)


8. さらに金属カラーを入れる

基板から出たネジ4ヶ所に金属カラーを通します。


9. アクリルパネル(裏面)を固定する

アクリルパネル(裏面)の大きい切り欠きが右上にくるように金属カラーを通したネジ4ヶ所に合わせ、丸型両メネジで固定します。

固定前にネジが抜けないように注意しながら作業してください。(固定前に裏返すとネジが落ちるため、基板を立てるように持つことをお勧めします)


10. 完成

六角レンチでキャップネジを締め、滑り止めゴム足を貼って完成です。

滑り止めゴム足を貼らない場合、FAMIC on USBを接続した時に設置面に干渉するため必ず貼り付けてください。